自社大工
気になる工務店の資料を片っ端から請求したため、毎日帰宅するとどこかしらの資料が届いてますw A3用紙2枚折りの簡素なものからハウスメーカー顔負けの資料の工務店もあり見ていてとっても楽しいです。でも、この中から探すのは大変だなぁとも思いました。
私たちはさっそくお誘いのあった工務店の完成見学会に行くことにしました。
届いた資料とHPを見るとこんな工務店でした。
・県北地域を中心とする工務店
(私たちの住んでいる県央地区からは駅で5~6、ICで3~4つ離れてる)
・自社大工が売り
(数十名いる社員のうち、事務・営業数名以外全員大工)
・和風建築が得意
(でも、洋風も和モダンも積極的に施工)
・完成見学会を1~2回/月くらいのペースで行っている
・施工事例を見てみるとシンプルだけど和風で自然素材をだくさん使ったおうちが多い。
大変だと思われた工務店探しですが、しょっぱなから良さそうな感じ・・・!
アパートから1時間以上かけて完成見学会の場所に向かうと、のぼりがたくさん上がっていて遠くからでもすぐわかる親切な案内。到着すると美人なお姉さんと社員全員が迎えてくれて、歓迎ムード!・・・でも、うちらしかお客さんいないのだが見学会ってこんな感じなのかな・・・と、ちょっぴり不安。
そんな不安はおうちを見て吹き飛ぶことに!
今回のおうちは2階建てに小屋裏部屋のついた大きなおうち。
40歳くらいの営業マンに案内されて、玄関を入るとヒノキの床に坪庭が見える豪華なホール。ところどころに造作の収納や扉が施されていてとっても素敵。
なんといっても木のにおいがとっても心地いい!(スミリンのおうちは木のにおいがまったくしなかった)
ヒノキの床のLDKに床の間のある客間、どこを見てもシンプルだけど和風な感じがしてとっても素敵・・・!営業マンも物腰柔らかくて話しやすい!
でも・・・でも・・・とっても高そう・・・
恐る恐るお値段聞いてみると・・・
あれ?そんなにびっくりする価格じゃない!!
いやいや、そんなはずない!絶対もっとお高いはずだー!と、突っ込むと
「うちはハウスメーカーみたいにモデルハウスもありませんし、従業員も少ないです。営業も2名しかいません。細々とやらせてもらっているので営業経費や広告費も最低限です。また自社大工で施工してますので、余計なマージンが発生しません。お客様から頂戴するお金を無駄なくつかわさせてもらってます。」
なんと頼もしい!
「あと、このおうちですが2階と小屋裏の床や建具は全部既製品です。お客さんが見るようなところは造作建具や自然素材を使い、自分たちだけの空間は既製品を使いコストバランスを考えてます。既製品といっても優秀ですからぜんぜん安っぽく見えませんよ!高いお金だして立派な家ができるのは当たり前です。いろいろ工夫しながら上手に作っていくほうが楽しいです!」
いや、もう完全に惚れました(早い
ヒノキの香りにつつまれながら見学会はあっというまに終了し、私たちの希望と予算を伝え帰宅することにしました。「平屋だとちょっと坪単価が上がってしまいますが、全然やらせてもらいます!」と力強く答えてもらい帰宅する頃には、4~5組のお客さんが見学しており、営業さんと事務のお姉さん社長まで案内して大賑わいでした。
嫁「小さい会社だからちょっと心配だったけどすごいよかったよね・・・」
私「うん。っていうか、あんなおうちに住めたらいいよね・・・」
嫁「ほんとにね・・・でも、なんだかんだで高そうだよね・・・」
私「あーそれは思ったかも・・・」
浮き足立つとよくないとスミリンで学んだため慎重になっている私たち夫婦w
でも、心の中では再開した家作りの楽しみと、工務店への期待。そして何よりヒノキの床のリビングを楽しそうに走り回ってた娘の姿をみて早くおうちを建てたいなと思い始めるのでありました。